
おはようございます。
さっそくいきますね。
アメリカ市場は引き続き10日に発表された5月の消費者物価指数の結果に対して、
売りが継続で投げ売り状態。
米国政府は「秋口までにインフレを抑える!」と発信しているため、
明日(15日)のFOMCでは0.75%の利上げ観測があるかも、、、です。
これによって米10年債は一時3.4%台まで急騰。
「金利」が上昇しながら「株価」が下落している時は、
『利上げを織り込んでいる下げ』となるため株は要警戒となります。
結論だけ言うと、アメリカ市場はテクニカルでは『前半戦のラスト下げ』のターンです。
お伝えしている買いシグナル転換ポイントを抜けば、
NYダウは下落波動から中立波動へ移行し、その後、レンジ相場へ入ります。
そして、インフレ率の進行具合に関係なく、下落波の後半戦はやはり秋口からとなります。
ここが経済悪化からの本格下落の時間帯となります。
日経先物は、短期足では0ラインを1度も上回ることなく下落しています。
こういったリズム転調が読みやすい下げ方をすると
6月9日の時と同様に目先の高値・下値を付けやすくなります。
ここからの短期軸の動きと、26570円抜けは要注目となります!
ということで今日の日経先物の注目ポイントですが、
上 26570円
下 26230円
26270円~26230円は下値フシ密集地帯。
テクニカルでみれば目先はこの辺りまでだろうなと思っています。
一旦は自律反発に入り、ここからさらに下がるにしても、
一旦は下げの中間を形成してから、の可能性が高いです。
形としては、半値押し価格の26970円を割っているため、
次の切り返し(初戻し)は『27420円』を抜かない限りは『売りの勝負位置(売りの追加位置)』となります。
切り返しの戻りメドについては下げカウントが一旦終わった後、
『27090円』を抜けてからの動きでおおよそわかりますので、
そのタイミングでお知らせします。
今日もがんばっていきましょう!