ビジネスの基本「報・連・相」と後輩育成

B!

社会人13年目を迎えて、中堅と呼ばれるようになりました。

ここ5年くらいずっと後輩が同じ職場にいます。

5年で3人違う後輩育成を行う機会がありました。

そこで気づきを得たことがありましたので、
今日はシェアさせてもらおうと思います。

 

目次

ビジネスの基本:「報・連・相」

 

これまでどの後輩にもこの「報・連・相」を
きちんと身に着けるように言い続けてきました。

そもそも「報・連・相」とは、

●「報告」の「報」
●「連絡」の「連」
●「相談」の「相」

この3つの略語であることはご存知かと思います。

仕事をスムーズに進めていく上で、コミュニケーションを取る際に、
このポイントを押さえるておくと非常に良いと言われています。

そして、私自身も新入社員のころには実行してきました。

「報・連・相のそれぞれの役割と違い」

ご存知だと思いますが、整理のために再度ここで整理していきます。

「報告」・「連絡」・「相談」

項目 詳細
報告 業務の進捗状況・完了報告
「ex)Aのプロジェクトについて途中経過を報告します。」
連絡 会議決定事項や事実など関係者に周知徹底させる
「ex)ミーティングが10時から行われますので、よろしくお願いいたします。」
相談 問題点、仕事の判断を仰ぎたい事
ex)Bプロジェクトで〇〇の問題があります。相談に乗っていただけませんか?

この時には必ず押さえておきたいポイントが1つあります。

それは、「正しく伝える」ということです。

少し嚙み砕いてお話させていただくとすると、

「事実」+「意見」を分けて話すことを意識するのです。

まるで自分の「意見」を「事実」のように話してしまうと
解決する案件も解決できないままになってしまいます。

指導していると後輩から、
じゃあ、「事実」と「意見」をどう分けたらいいですか?
と質問がありました。

経験を積めば分かると言えばそれまでなのですが、
もう少しわかりやすく説明できないか考えました。

事実・・・数値や顧客のコメント(客観的なこと、そのままのこと)
意見・・・自分の解釈(こう思った、こういう風に捉えた)

ex)
顧客から〇〇と言われ、実績として20%ダウンしています。
私は、それを△△が問題であると考えています。
それに対して□□しようと考えております。
いかがでしょうか?

きちんと「報・連・相」できるようになると
コミュニケーションが深まります。

「報・連・相」ではなく「相・連・報」!?

プロジェクトを一緒に進めていくうえで、
強く感じたのは「相談」をもっとしてほしいと思いました。

そんな状態で相談されても。。。
結果を報告されたけど、本当にそれでいいの?
共有が遅くない?関係者困るのでは。。。

と個人的に思うことが多々ありました。

「報告」、「連絡」は少し意識するとすぐにできると思います。

一方、「相談」を早めにすることでトラブル回避できる案件もいくつもありました。

特に悪いことに関しては早めに「相談」してほしいと思います。

「相談」されることは私自身のビジネス力アップにもつながると思いました。

後輩からの相談があったからこそ、問題解決力もついてきたと思います。

そんな「相談」しやすい環境を作ることも先輩の務めかと思っています。

まとめ

ビジネスの基本「報・連・相」
まずは「相談」しやすい環境作りをしてみることから始めてみませんか?

また、なんとなく上手くいかないなと思っている人は、
もっと積極的に人に相談することをしてみるとよいと思います。

何かヒントがあるかもしれません。

参考になれば嬉しいです。

では。

 

スポンサーリンク
最新の記事はこちらから