7年間オール電化に住んで見えてきたメリット・デメリット

B!

賃貸への引っ越しや新築の時に、ライフラインをどうするか決める
結構迷いますよね。

私も非常に迷った記憶があります。

最後の決め手はたった一つでした。

7年間オール電化の家に住んで見えてきた
メリット・デメリットを紹介いたします。

少しでも参考になればと思います。

 

目次

そもそもオール電化を選択する理由は

 

オール電化は家庭の光熱費すべてを電気だけでまかなうシステムです。

メリットとしては、ガス代がゼロ、光熱費を全てまとめられるといった点にあります。

電気代も昼夜で料金が変わり、それをうまく活用することによって

月の光熱費を抑えることができる可能性もあります。

ただ、今のところに住むにあたってオール電化を選んだ理由は一つ。

現在住んでいるところに「都市ガス」が通っていませんでした。

最後の決め手はたったこれだけです。

ガスは大きく分けて2種類あるのはご存知ですよね。

「都市ガス」と「プロパンガス」です。

(都市ガス)
地中に埋設されたところから各家庭へと供給されます。

(プロパンガス)
各家庭にプロパンガスのタンクを設置し、タンクからガスを供給します。

ガスが減ってくるとプロパンガス会社がガスの補充に来ます。
私もよく交換する車を子供のころに見かけていた記憶があります。

なぜプロパンガスだったため、オール電化を選択したかというと、
プロパンガスの料金が高いからです。

プロパンガスのオール電化を比べた場合、
オール電化にした方が金銭的メリットが大きくなります。

妻も一人暮らし時にはプロパンガスでした。
なのでガス代が高いからオール電化に住んでみよう。
と、二人で決めました。

基本的にはとても快適

これまでちょっと面倒だなとか思うこともありましたが、
基本的には全て電気での生活は全く問題がありませんでした。

ただ、結構気を遣うこともあったので、
いくつか困ったことなど上げてみたいと思います。

オール電化で実際困ったこと

困った事例 その理由
鍋やフライパン IH対応のものを一つももっていなかったため、全部揃える必要がありました。※今では結構ガスもIHも両方使用できるもの増えています。
土鍋 個人的には冬には土鍋をガスにかけて鍋を作ることが、実家でのよく見た風景でしたので、なんか寂しく感じました。今でも拘りでガスボンベを使って冬は鍋をしています。※もちろんIH対応の土鍋もあります。
停電 これが一番困りました。

特に1番困った停電対策に関して綴っておきたいと思います。

大事なことはいつ起きるか分からないことに対して
適切な準備をしておくことだと思います。

2018年に台風の影響で2回ほど夏に停電を経験しました。

1回目の停電時にはほとんど準備ができていなかったです。

そのため、妻や娘に心配な時間を長くさせてしまいました。

(元々あったもの)
・どこかの景品でもらった懐中電灯2個
・携帯モバイルバッテリー1台
・車載インバーター

結論から言うと、上記だけではとても不便でした。
懐中電灯は正面など照らすには十分ですが、生活光としては照らす範囲が狭すぎます。

携帯は情報収集できる唯一でしたので、モバイルバッテリーが活躍しました。
でも1台ではとても不安です。

1回目の停電を受けて準備したもの

◆ランタン
停電は夜まで続くこともあります。実際、夜まで続きました。
そこで購入したものが電池式のランタンです。

※充電式の電池やこれら電池で動く製品の対応する電池も備えておきましょう。

2回目の停電があったときにはランタンが部屋全体を
明るく照らしてくれたので、娘がぐずることもなく
「キャンプみたいねー!」と言ってくれました。

◆カセットコンロ
これ必須です。
オール電化でない方も備蓄しておくといいと思います。

冬の鍋で使っていたのに、ガスを補充忘れておりまして。
必ず備蓄・補充をしておくと間違いないと思います。

お湯が出なかったので、水をカセットコンロで沸かしてから
水と混ぜてよい温度にしてタオルで体を拭いたりしました。

あと、温かいものが食べれることでなんとなく気持ちが落ち着きます。

◆モバイルバッテリー(追加)
これも必須だと思います。
携帯がこれだけ普及していて、電気が使えないときに唯一の
情報収集機器になり、懐中電灯としても活躍できます。

いくつあっても問題ないと思うくらいです。
普段使いもできますので、家族分のモバイルバッテリーが
あっても個人的には良いと思います。

※充電お忘れなく!

◆クーラーボックス
これはあったら便利くらいです。

1回目の時に知ったのですが、
停電になっても冷蔵庫・冷凍庫は急いで開けない

本当に勉強になりました。

開けてしまうと冷蔵庫内の温度があがって、逆に良くないようです。

冷凍庫はいっぱいに詰まっていれば、それぞれが保冷剤のような役割をして
7時間~8時間くらいは保つことができると聞いたときはなるほどと思いました。

なので、クーラーボックスは台風など先に停電が予測できる場合に
保冷剤など先に取り出しておいたりして準備しておくとベターです。

取り出しが必要なものだけ、先に取り出してクーラーボックスに
入れておくだけで、冷蔵庫内の食品を守ることができます。

◆電池式の扇風機、うちわ
これ本当にオススメです。
2018年夏暑かったですよね?
夜にはだいぶ気温が下がりますが、でも外は雨なので窓が開けられない。

夏にクーラーなし、扇風機なしは地獄です。

電池式のミニ扇風機は絶対必要です。

まとめ

オール家電、個人的には住めば都状態です。

不安もありましたが、きちんと準備しておけば問題なく
生活することができています。

オール電化で1番の困ることは災害です。
特に災害時には停電が起きる可能性が高いです。

今回は台風時の停電を紹介しましたが、
地震による停電はいつあってもおかしくないですからね。

オール家電では電気のみに頼っているので、
停電すると何もできなくなってしまいます。

やはり、停電の時に対応できる事前準備が必要です

●照明器具(まずは明かりが大事)
●電気を蓄えておくことができるモバイルバッテリー
●カセットコンロ

一番押さえたいポイントは
「電気」を使わないで動くことができることです。

備えるアイテムとして紹介していますので、参考にしてください。

 

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