これからおやすみの方もお目覚めの方も、本日もはかどりましたでしょうか?
新型コロナウイルスのニュースで日々いっぱいになっていませんか。私はなっています。そろそろお腹いっぱいです。情報は大事です。これは大前提です。
ただ、どうしてもニュースなど見ると際限なく同じような情報をシャワーのように浴びてしまいます。そうするとどうでしょうか。自分でコントロールできないことに感情が振り回されてしまいがちです。自分たちは自粛しているのに、遊んでいる人がいるからダメなんだ。
それを遊んでいる本人に言えれば良いですが、一緒に自粛している家族に文句を言ったりしていませんか?全くもって勿体ないと思います。本当に素晴らしい行動をされている方が、そのような損な気分になってほしくないです。
ですので、今日はもう他人にコントロールされるところではない、自分が出来ることにフォーカスして紹介していきたいと思います。だいぶ前置きが長くなってすみません。
東日本大震災、2014年の大雪、2018年台風24号など、自分自身が家族と一緒に災害を乗り越えてきた記録を振り返り、「役立ったもの」を中心に紹介してきます。
4年くらいに一度は大変な思いをしているからこそ、たどり着いたところでもあります。
・地震災害対策の備蓄は何日必要?
・地震災害対策おすすめリスト15品
・地震災害対策ストック方法
それではさっそくいってみましょう!
目次
1.地震災害対策の備蓄は何日必要?
結論から書きますと、72時間、つまり3日分が必要になります。
ここ大事です。どれくらいの準備をしていけばよいかの指標になりますので、72時間ということ忘れないでください。
内閣府防災担当がPDFでまとめています。
ここ最近は地震が多く発生しています。それだけでなく、毎年のように台風やゲリラ豪雨などの水害。いつどこで起きてもおかしくないからこそ、日々の備えが必要です。
72時間というところの根拠としては、以下の通りです。
☞救助活動の現場では災害後3日(72時間)が勝負と言われています。
☞いざという時の「心構え」と「備え」が必要です。
災害による被害をできるだけ少なく(減災)するためには、
自助、共助、公助の連携が不可欠です。
その中で最も基本となるのは「自助」。まずやるべきことは、「自分の身を自分
で守る」ことです。自分が助からないと近くで助けを求めている人も助けられません。
また、災害に遭遇した場合の身の安全の守り方を家族と共に知っておく。そして数日
間生き延びていくためには、水や食料などの備えをしておくことが必要です。
つまりは、自分たちで出来ることはまず、頑張らないといけない。公的な助けが入るのはその後になります。さらにいうのであれば、救助される人(先に優先的に助けなけなければならない人)がいますので、それ以上を覚悟しておく必要があります。
東京都防災ホームページでは大規模災害が起きた場合に、電気・ガス・水道・下水道が使えなくなる可能性を示しています。復旧目安としては右記の通りです。(電気:7日 通信:14日 上下水道:30日 都市ガス:60日)
それでは備えていきましょう。
普段の生活シーンで使うものも多いですので、改めて買い足すものは少ないと思います。
2.地震災害対策おすすめリスト15品
①LEDランタン
まずは、「灯り」への備えをしておくことを強くオススメします。
長期間停電になった経験をお持ちの方なら、まずは「灯り」と答えるかと思います。灯りのない夜を過ごすということは非常にストレスになります。暗闇にいると何もできなくなりますから。
一つポイントとしては懐中電灯を備えていらっしゃる方も多いと思いますが、テーブルに置けないや光が広範囲にならない、片手がふさがることを考えると「LEDランタン」に軍配があがります。
最近はスイッチ一つで懐中電灯とLEDランタンの切り替えができる商品も出ていますね。どうしても外の位先や、家の奥を照らしたいときには懐中電灯のような光が必要になりますので、両方いけるタイプは一挙両得です。
懐中電灯を備えている方が多いかと思いますが、「片手が塞がって不便だった」という声も多く、「LEDランタン」のような、床などに置いて部屋全体を照らせるタイプをおすすめします。
どうしても家族と一緒だと、「食事」、「トイレ」がバラバラのタイミングになりますので、皆でいるためのリビングに1つ、料理を作るためにキッチンに1つ、トイレに1つ。
合計3ヶ所に置いておくと安心です。
②水
日々の私たちの基礎になる「水」です。日本は非常に水が豊富な国ですので、あまり普段は有難みが少ないかもしれれませんが、本当に非日常ではとても重要な要素となってきます。
サントリーの水大辞典によりますと、“私たち人間の体は、胎児で体重の約90パーセント、新生児で約75パーセント、子どもは約70パーセント、成人では約60~65パーセント、老人では50~55パーセントが水で満たされている”と言います。
つまり「水」というのは普段の生活でも重要ですし、非非日常になればなおさら重要度が増すことはご理解いただけるかと思います。東日本大震災時には、この「水」を買っておいたことが非常に役立ちました。
東京都防災ホームページでは、1日3リットルの飲料水が必要と記載があります。つまり最低でも3日分9リットルの水備蓄が必要であることが分かります。ただ、一人分になりますので、家族がいる場合は人数を掛け算して出しておいてください。
どうしても飲料としての「水」のイメージが強いですが、それだけでなく生活シーンの様々なところで使われています。当たり前にひねった(今はひねらないタイプが多いですが)出る「水」に関して、気に留めてみてください。
【水が必要となる生活シーン】
・飲料用
・トイレ (水を流すには1回につき10リットル必要とも言われています)
・手洗い (今、手洗いしないことなんて考えられないですよね)
・歯磨き
・洗面
・洗髪
・入浴 (タオルを濡らすには約500ml)
③ラップ
おにぎりを握ったり、お皿にラップをしくことで手も食器も汚さずに食べることが出来ました。
水がとても貴重なケースもありますので、普段から使う気持ち1個か2個ストック多めにストックしておくことで、困ったときにない!ということがなくなると思います。
④電池
LEDランタンや懐中電灯ももちろんですが、スマホからの情報収集も重要です。
スマホの携帯充電器をもっておられる方もいるかと思いますが、「電池式」を一つあると安心です。
個人的にはマストアイテムだと思っています。普段はUSBから充電OKです。非日常になったならば備蓄用の電池と合わせてスマホが充電できる優れものです。買って本当に良かった商品とはまさにこのことだと思います。自信をもってオススメできます。
ライト機能は正直微妙ですが、充電機能などのことを考えると勝手良かったです。
そのためにはそもそもの「電池」が必要です。
ライフラインで一番最初に復帰すると言われているのは電気であるものの、たくさんの電化製品に囲まれていますから、本当になくなったら連絡手段も限られてきますので、電池重要かと思います。
長持ちといったところではエボルタを備蓄するようにしています。たくさんあると安心ですが、スペースの問題もありますので、保存がきいて長持ちするものでしょうか。
⑤~⑮まで
⑥粉末青汁(野菜不足ミネラル補給のため)
⑦充電式クリーナー(停電直後の足元の掃除に重宝しました)
⑧缶詰や保存食(私はおでん缶が好きです)
⑨バケツやたらい(水をためたり、洗濯につかえました)
⑩ウェットティッシュ(あると本当に便利です。)
⑪ラジオ
⑫ビニール袋(大きいタイプと小さいタイプ)
リュックなど一括販売されていますが、個人的には分散しての保管をオススメしています。いざ使いたいときに使えなくなることを想定しながら準備したほうが良いという感想です。
その最たるものが非常食ですよね。いざとなったときに賞味期限切れなんてこともしばしば。賞味期限切れしたら、家族で全部食べて、そこから一切備蓄をしないというケースも多いようです。
そこでいい考え方だなと思ったのが、「ローリングストック法」です。
3,ローリングストック法とは
保存食を備蓄しておくことも、もちろん大切なことではありますが、日常の中に食料備蓄を取り込むという考え方もあります。普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法をローリングストックと言います。ローリングストックのポイントは、日常生活で消費しながら備蓄することです。食料等を一定量に保ちながら、消費と購入を繰り返すことで、備蓄品の鮮度を保ち、いざという時にも日常生活に近い食生活を送ることができるはずです。
これなら賞味期限切れという心配もなくなりそうです。
ちなみに我が家はローリングストック法を知る前から、「コモパン」を消費してはストックしています。美味しいから続くこともポイントでしょうか。
備えあれば患いなしということもありますので、日々の備えをしていきませんか。他人に目を向けるよりも自分にできることを淡々とやって、日々楽しく過ごしていきたいと思います。
最後まで読んで頂きまして有難うございました!